MANUKA

chirujirou.exblog.jp
ブログトップ

写真でつづる山小屋生活―6月~北岳との出会い~

2010年6月

ヘリで3000Mまでひとっ飛びして、南アルプス・北岳の、とある山小屋の前に降り立つ。
ヘリが去った後の、静まりかえった景色とほほを撫でる冷たい風が印象的だった。

目の前にあるはずの山小屋は、屋根を残して完全に雪に埋まっていた。
そこから始まる、まさかの過酷な雪かき生活。
体力ももともと足りないし、何より空気も薄い。
それでもほかの連中に負けないようにと、疲れを通り越して笑えるくらい雪かきをした。

お客さんが登り始める下旬まで、ほぼ毎日スコップとツルハシを担いで外に出る日々だった。

①山小屋、初日
e0041624_1631097.jpg


②北岳より、富士山
e0041624_1642887.jpg


③山道であったサル
※6月下旬、休暇をもらった後の登りで、サルの群れに出くわしてしまった。
運の悪いことに登山道をふさぐようにサルたちは散らばり、子ども連れもいたせいか
こちらの接近に相当に緊張したようす。
大柄のオスが何度もこぶし大の石を投げてきて、2M横をごろごろと石が駆け抜けていったときは
かなり恐ろしかった。「サルに投石されて骨折」なんて笑えない冗談だ。
結局、にらめっこの末サルの群れは森の中に姿を消していった。
e0041624_16101539.jpg


④荷揚げ
誰もが気になるそのチャーター料は、約80万。
プラス、荷物1トンにつき15万くらいだそうだ。
周辺の山小屋とチャーター料を出し合い同日に荷揚げをすることで、負担を減らしている。
e0041624_16103936.jpg


⑤北岳山頂付近より、富士山
e0041624_1611731.jpg


⑥キタダケソウ
日本固有種・絶滅危惧種。
さらに残雪期の6月末~7月上旬、標高3000Mの雪の消えたばかりの斜面に咲くという特徴上、
この”高嶺の花”を見れる人は本当に一握り。
この花だけを目的に登山する人も大勢いるほど、魅力を持った花だ。
e0041624_16171442.jpg


⑦布団干し
e0041624_16144510.jpg

[PR]
by Mr-chirujirou | 2010-11-07 16:14 | 山小屋アルバイト