単純明快な題でごめんなさいね。
昨日、オタゴ大学にすました顔で潜入し
あつかましいが
授業まで受けてきた。
いかにも欧米っぽい、大講義室。
スクリーンいっぱいに授業内容が映し出され
時折一人の生徒と先生の言い合いが始まったり
先生のジョークに笑いの渦となり口笛を吹く学生がいたり
まったく日本のそれと違う雰囲気に驚きっぱなし。
生徒を見まわすと
欧米系6 アジア系3 アフリカ・アラブ系1 という具合で、
こちらを観察するだけで十分に面白い。
biographyの授業で、DNAやらなんかの講義。
まったく教授の言っている内容が分からないかなと思いきや
パワーポイントの助けもあり 何より意外と簡単な英語を使っているようで
俺でも何となく理解が出来て、さらに俺をわくわくさせた。
受験時代以来、まったく使っていなかった部分の脳が急速に動き始める感覚を覚え
久しぶりに’頭が重くなる感覚’を味わう。
(俺にとって頭が重くなる現象は心からワクワクしだしている証)
寝ている学生など皆無。
日本人も席の近くにいたようだし、
同じ教室内にいる全ての学生はこのダニーデンの地で専門を学んでいる。
========
授業が終わって、何より感じたこと。それは
「専門」を持たない自分 だ。
南山大では環境に興味があるとはいいつつも
京都議定書の内容もろくに覚えてないし
温暖化や世界の大問題についても人並み程度の知識しか持ち合わせていない。
そんな自分を猛烈に恥じた。
「学生」を生かしきれていなかった自分を恥じた。
日本語で全てが学べる環境にいながら、それを怠ってきた
だが 幸い、まだ学生でいられる期間は帰ってからも一年ある。
これを生かさない手はない。
「学生」であること、これは今の俺にとって何よりの幸せなのかもしれない。
==========
今俺が持ち歩いているキーワード
『出会いの連鎖』
『苦労を選ぶ』
そして
『学ぶことをおそれない / 学生を生かす』 。
==========
明日は、キーワードno,2にしたがって
レンタルサイクルで山登り、ダニーデンを北上したところにあるforest reserve のエリアでトランピングをしてきます。
トランピングの前に力尽きる予感もするような・・
どんな苦労があるでしょうか
楽しんできます。