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MANUKA

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『birthday』

2006年7月15日、俺は22歳になる。
あっという間の1年間だった。
21歳は、将来の俺から見て、人生における転換期になるだろう。
21のときの自分に言いたいことはたくさんある。
たくさんある、のだが、ここではひとまず触れないことにしよう。またきっかけがあれば書くつもりだ。


さて、話は変わって。
俺、バースデイはどこにいると思う?


答えは・・・なんと島の上。
オークランド周辺に位置する、正式名称は”Tiritiri Matangi Island”、
俺はその島の維持・保護活動に参加するのだ。
島の名前が妙だと思うかもしれないけど、おそらくこれはマオリ語、つまり先住民族の言葉のはずだ。
(例えばkofukofuという地名がNZにあり、これはマオリ語で、意訳をすると”misty misty(霧の覆う町) ”という意味だった。このようにNZの各地にマオリ語の地名がある。)

活動内容は様々、植林からはじまり、水道やトランピングルートの整備まで多岐に渡る。
そして
何より驚きはその期間、なんと一週間!(体力足りるかな・・)
要は、トランピングがてらに島の管理活動をしてしまおうと言うわけだ。
宿泊はトランピング用のbunk house と呼ばれる簡易小屋、荷物も自分のバックパックにいれて持ち歩く。手加減一切なしの活動だ。
日付は07/09-15。誕生日はその最終日にあたる。
活動メンバーは俺を含めてボランティア4名、それにDOC(環境保護局?省?) スタッフを含めて6名くらいらしい。きっと俺以外は屈強なNZランダーのおじさま達なんだろう。
が、ここで臆するわけにはいかない。
毎日の夕方、「もう動けない!」を叫びたくなるような働きを見せてやろうかと思う。
うん、きっと“やりゃできる”。

さらに細かいことを書いておくと、これはボランティアなので費用は全て各自負担。
一週間島をトランピングするようなものだから、事前に一週間分の食料を買っておかねばならない。フェリー代も各自負担という徹底振りだ。“マイ 長靴”を買わなくちゃいけないのは少々泣けるが。
5月の時点でメールにて“参加予約”をして、キャンセル待ちを経てようやく席を確保した。NZはやはりこういった保護活動やボランティアというものへの感心は高いようだ。

NZ渡航の大きな目標だったconservation work(自然保護活動)、その活動中に誕生日を迎えられる俺はとても幸せなのかもしれない。

生きるためのキーワード
1,全てのものからの連鎖
2,苦労を選ぶ
3,学ぶことを恐れない / 学生を生かす

これらをフル稼働させて、一週間をやりきってみよう。
その先に、きっと歩きたい道がある。


『ゆけ 高い でかい 波に乗れ
ひるんでる 自分蹴飛ばして 』 (ミスチル、PADDLEの一節)
エンドレスでこの詩が頭の中に流れてる。久々に気分が高い。

まとまりなく書いてしまって申し訳ない。
では、いってきます!更新はまた1週間後に。
by Mr-chirujirou | 2006-07-08 17:58 | NZ - 迷走中本編