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MANUKA

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属す

久しぶりのゼミ生との集まりがあって
卒業した元同学年の人たちに久々に囲まれて一日を過ごす

一番リラックスできる仲間たち
これほど自分が自然体でいられるのは、なぜなのだろう


それに答えなんかなくていいような気もして、それでも求めて、
ふっと最近読んだ本を思い出した。

それはアラスカにおける土地所有問題に触れた一節だった。(資源開発に端を発する、“アラスカは誰の土地なのか”という問題。先住民、国、国立公園の間で揺れ動いた。)
その中で、先住民はこのようなことをいっていた。
『このアラスカの広大な土地が全て必要かと言われれば、そうではない。家を建て、獲物が捕らえられるスペースさえあれば暮らしてゆけるんだ。それでも、ふっと思ったとき、それがそこに変わらずあるということ。心に広大なアラスカの原野があること、そのことが実は大事な事なんだ。』、と。

少したとえが大きすぎるような気もするけど、ふっとこの一場面を思い出したとき、自分の気持ちとリンクした。あぁ、そういうことなんだな、と思う。
 

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自分がいまだ大学生であることに葛藤を覚えている
今現在、俺の成長の種は社会経験にあると思えるからであり、またその準備も整ってるとの想いがあるからだ。大学生の身分を使いきれたとまでは思っていない。でも、NZでの活動を通して感じてしまった「学生やボランティアという身分の限界」。あの感覚が、未だに自分の多くを占める。

昨日の集まりで、自分はまだ大学生に属しているんだな、という思いが久々に湧き上がるのを感じた。が、今はもうまったくない。

自分はいま、ナニモノなんだろう。

考え込む暇もなく時がすぎてしまう。
それなら、考えながら、等身大の自分と進んでみるしかない。
少し、焦ってもいるのかな。深呼吸、と。

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ちるじろ→右。
by Mr-chirujirou | 2007-05-07 00:15 | 大学時代を楽しもう