「生協の白石さん」の一言カードの返答を集めたブログの存在は、少し前から知っていて、面白いナァと思ってた。けど、正直ここまでヒットするとは考えてなかったのも事実。そのとき本が出るのを知って、お金に余裕があれば買ってみようかなとは考えてた。
でも今現在流行しすぎちゃって、逆に買う気が半減してしまっていた、その矢先。
・・・親が買ってきてました^^; 出会うべきものは、どうしても出会っちゃうみたいですね。
【生協の白石さん】
読書開始日:'05.11.26
読破日 :'05.11.30
『東京の多摩地区にある東京農工大学。この学校の生協で働く職員、白石さんが今各メディアの注目を集めています。『一言カード』という質問、要望コーナーで行われる楽しいコミュニケーション。どんな問いでも一生懸命に答えてくれる白石さんの姿は共感を呼び、白石さんはとんでもない人気者になってしまいました。この白石さんと学生たちのやりとりの記録が満を持して本になります。』 --- amazonのレビューより。
年の功、なんてものでは語れない人間味が、この本から伝わってくる。
流行りの本を読んで、他のメディアよろしく手放しで白石さんを褒めるなんて事はしたくない。けども、俺にとって尊敬できる部分を確実に持ち合わせている人だと言うことは、断言できる。
シンプルな一言カードだからこそ、白石さんの素顔を見る事が出来るような気がする。一言に集約される言葉にこそ、「筆者そのもの」の想いが乗せられるんじゃないだろうか。
生協の一職員――こんな身近な場所にさえ、尊敬できる人物はいる。
俺はもっと、アンテナ張らなきゃ。そして、その人物の、その尊敬に足る部分を自身に還元できるようにならなきゃな。
俺の持つべき視点を、再認識させてくれた本でした。
読みやすくて、とってもよい本だと思う。お勧めです。
がんばれ!生協の白石さんのブログ